1954-07-13 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第67号
○森永説明員 必ずしも全国の応急つなぎ資金の合計が幾らということがわかりませんでも、災害がありました都度その地方に係官が出張いたしまして、これくらいのものは必要であるということがわかつたたびに、所要額を出して行くということができるのじやないかと思いますが……。
○森永説明員 必ずしも全国の応急つなぎ資金の合計が幾らということがわかりませんでも、災害がありました都度その地方に係官が出張いたしまして、これくらいのものは必要であるということがわかつたたびに、所要額を出して行くということができるのじやないかと思いますが……。
○田中一君 今官房長が説明をされたこの施行令が出なければ、無論政府のほうでは金は出さんでしよけれども 一体今までに応急つなぎ資金としてどのくらい資金がこの二十四の法律による地域に対して出ておりますか。
その対策といたしましては、ただいままでのところ、開発銀行等に話をいたしまして、何とか応急つなぎ資金的な考えでまずまわしていただき、さらにそのあとの穴が明いて来ます分につきましては、現実に相当大きな金が開発銀行等から今年度は出ろことになつておるわけでございます。さらに事態の推移を見て対処していただくことになつておりますが、まだ最終結論までは至つておらない次第でございます。
応急つなぎ資金は概算五十億見当が必要だと思われます。その他、各種施設の復旧はもとより、肥料の補給、営農資金の貸付並びに補助、起債わくの拡張、諸税の減免、災害救助法の改正、災害特別法の制定、その他幾多の施設対策が要望せられておりますが、すべてこれらは特別委員会に譲りまして省略いたします。 終りに臨みまして一言いたしたいことは、娑婆という言葉は、譲り合い、助け合うという言葉だと聞いております。